モンスターハンターエクスプロア(MHXR)の5年間の軌跡を振り返るシリーズの第4回です。
今回は強襲シャガルマガラ(2017/4)~MHX四天王(ライゼクス・タマミツネ・ディノバルド・ガムート)(2017/8)までの、第三次強襲クエストの軌跡を辿ります。
エクスプロア年代記④(シャガ~MHX四天王の第三次強襲)
この時期の概説
新たなアクションへの扉”覇玉武器”
サービス開始以来、黎明期の襲来クエスト・熾烈の第一次強襲・第二次強襲・・・と1年半余りを駆け抜けてきたベテランMHXRハンターに徐々に差し込む"根本的な操作性のマンネリ"の影。
それに対して運営の出した答えが"覇玉武器"システムによる”既存武器種への新アクション追加”でした。
最初に大剣&ライトボウガンの覇玉武器が登場したのち、以降も原則「1ヶ月毎に1武器種」のペースで覇玉武器が解禁されました。武器種ごとにの覇玉アクションは、いずれも「片手で操作できるシンプルさや武器種の特徴は損なわずに、これまでの弱点を補ってより爽快に立ち回れる」調整がされたものでした。
覇玉化の例
・覇玉化前:立ち回りは「安全な位置に歩く→立ち止まって撃つ→弾切れしたらリロード」の繰り返し。割と単調で退屈な武器種でした。
・覇玉化後:ドライブショット(モンスターに接近しつつ高火力の射撃)&リロードショット(モンスターに射撃しつつ離れて短時間でリロード)で、モンスターとの立ち回りの楽しさが別次元に向上!
■大剣
・覇玉化前:溜め斬りは「溜め中にモンスターが射程外になる、又は攻撃されてしまう場合も多い」のが弱点。
・覇玉化後:溜めからの分岐先として追加された"溜め歩き"⇒"溜め二段斬り"を使えば広範囲&怯み耐性付きで強引に斬り込める。
(ただし普通の溜め斬りの方が発生が早いので、通常の溜め斬りの存在意義も殺さない!)
もし、MHXRサービス開始時から覇玉アクションがあった場合、ライトユーザーの多くは「操作ややこし過ぎ!」と引いてしまったり、開発側も調整の匙加減のノウハウがなく、大コケしていた…かもしれません。
ユーザー・運営ともにMHXRのノウハウを重ねてからの新アクション追加は良かった、と思います。
MHX四天王の強襲!
第三次強襲期間の目玉として、ニンテンドー3DSのMHX(モンハンクロス)の四天王モンスターが登場!
ライゼクスを筆頭に、タマミツネ、ディノバルド、ガムートが次々に配信されました。
既存モンスターの亜種などの派生でなく、新規モンスターとしてMHシリーズの(当時の)最新看板モンスター達が登場したのはMHXRユーザーとしては目新しく良かったと思います。
"炸裂個体"登場!
これまでの”凶暴個体”および”鋼膜個体”に続く「少し特殊な戦い方を要求されるモンスター」の系譜として、新たに"炸裂個体"シリーズが開始。
炸裂個体は「一定時間ごとにランダムの部位が高熱化し、放置すると炸裂して広範囲に固定大ダメージ(700、怒り時1000)。高熱化した部位は炸裂する前に一定ダメージで鎮火できる」というもので、高熱化した部位をしっかり狙って鎮火しながら討伐する腕前が要求されるモンスターでした。
エクスプロア武器に続く”黒羽”シリーズ
特定期間のみクエスト報酬に超低確率で出現するレアドロップ武器シリーズ。
第2次強襲までの”エクスプロア武器”に続き、この第3次強襲期間からは"黒羽シリーズ"が新登場しました。
漆黒の武器デザインや、武技アクションで舞い散る黒羽の美しさは、中二病心をくすぐる"ヤミノチカラ"の魅力に溢れていました。
ただ、高性能かつ汎用性が高かったエクスプロア武器に比べると、黒羽シリーズは武技の必要技玉や消費武技Pがとても多く、武技性能も尖ったものが多かったです。
(黒羽シリーズはニャン検隊登場よりも後なので"無課金でも周回次第で手に入る武器が高性能過ぎてもダメ!"というヤミノチカラが働いた…?)
思い出のカケラ
シャガ&クロス4大モンス
個人的に、MHXR以外はPSPのMHP~MHP3しか知らなかったので、第三次強襲のシャガからガムートまで全て新鮮で「本家(?)最新シリーズの看板モンスターも基本無料で遊べるなんてラッキー!」と思いました
この頃は強襲武器の武技などに各モンスターの特徴が反映されていたのも良かったですね!
強襲武器は今までもそのモンスターごとに何かしらのコンセプトが存在するようにはみえましたが、視覚的にわかりやすくモンスターの要素を再現したのはクロス4大あたりからだと思います。
例えばライゼクスの装備なら
・MHXR:スラアクや双剣などの武器には攻撃ヒットで蓄積する狩力があり、狩力の蓄積に応じて武技のダメージ倍率が上昇します。
・本家:防具スキルに「連撃」というものがあり、連続で攻撃をヒットさせると会心率が上がるもので、MHXRはこれをモチーフに作られたと考えることができます。
他にもタマミツネは本家の「泡沫」のスキル同様に、MHXRは武技発動で泡を纏う武器があります(MHXRだと泡纏い効果がHP継続回復)。
ガムートの雪纏いやディノバルドの時間差で爆発するブレスなど、彼らの武技は本家に同じようなスキルがあるわけではないのですが、そのモンスターの特徴を再現しているように感じますね!
この頃の高難度クエのこと
まるおすえおさん
"金銀激毒を統べる者"の2回目開催時は、プラカンミツネ弓でクリアしたのもいい思い出…(武技が短いので激毒の攻撃を無敵回避しやすかった)
金銀激毒の猫武器無し(ただし龍琴は使ってた)クリア動画もありましたね。
過去武器の進化
特に印象に残っているのはこの頃に始まった「過去ニャン検装備の進化」です。
特に一部の武器が当時最高レア度の★6になり、最新強襲用のニャン検武器以上のステータスになっていたのは衝撃でした。 その他でも防具スキルの大幅な変更により汎用的に使える装備に進化したものなどもありました。
この頃だと「月陽アルロバロミス」(月虫)が1番好きですね! 登場から2ヶ月くらいで★6に進化して、武技内容も相まってかなり汎用性が高かったような気がします!
この当時は持ってませんでしたが、持ってる人がとても羨ましかったですね笑
月虫は覇玉化リクエスト多かったけど最後までしてもらえなかった不憫な子の印象です…。
月虫は結局、覇玉化しませんでしたよね!
開発側もバランス調整に苦労したのかもですね笑
弱すぎてテコ入れされた武器たち
まるおすえおさん
アポロフォース、白断大剣共に大幅なテコ入れがあった武器でしたね。
・アポロフォース:後の進化の際に一閃の威力アップ。
・白断大剣:武技Pの緩和(140→90)、スキルは回避下手(回避の無敵時間が無くなり回避性能でさえ上書きする最悪のスキル)から高耳への変更。
ちなみに白断大剣は武技P緩和後も武技レベル最大値は修正前と変わっていなかったので武技Pは最小で78でした。
エヴァコラボ(第2弾)
まるおすえおさん
ブラキ初号機懐かしいですねぇ。
暴走演出が入ってその時に連打してると落ちるトラブルが多発していました(笑
ブラキ初号機は、一度討伐しても覚醒して復活する演出が凝ってました!
劇場版の「破」のニア・サードインパクトを模したステージとか、初号機も覚醒後は天使の輪が付いて尻尾が実体のない光の塊になったり。エヴァコラボは毎回モンスも装備もすごく力入ってた!
七つの大罪コラボ
衝撃の”生涯学習のユーキャン”コラボ
2017年のエイプリルフールネタとして登場しました。
特設サイトでは"物欲回避センサー回避術診断テスト"があったり、無駄に力が入っていてとても良かったです。
期間内のようで期間外だった話Ⅱ
(もうネタとしてそのまま掲載しとこう…)
ということで、今回はここまで!
思い出、募集中です
次回はナルガ烈水・ブラキ爆氷・キリン雷帝・レイア灼熱・ドボル峰爆までの、第四次強襲のお話です。
もうMHXRサービス終了からもだいぶ経ってしまいましたが・・・思い出話ありましたら、お聞かせください。
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それでは、また次回!!