MHXRでの「操作パッド長押し」✕「ガードボタン」の操作テクニックの説明&紹介記事です。
MHXRプレイヤーには有名な、大剣の「溜め斬りガードキャンセル」辺りのお話ですね。
今更それだけ…ってのも新鮮味に欠けそうなので、「2019年1月の長押し仕様変更の話」も絡めて、仕組みの説明、武器種毎の活用例など、知っていることをゴリゴリと書いてみました。
「仕組みの考察より、何ができるかだけ教えて!」
という場合、目次の「★〜」部分のみご参照ください!
もう導入部分から意味わからないよ!
「溜め斬りガードキャンセル」とか「長押し仕様変更」とか、全然ついてけないんだけど!?
目次
まず「溜め斬りガードキャンセル」とは?
MHXRでは特に有名な、大剣の操作テクニックです。
操作手順
(以降②〜③も押したまま!)
②.もう一方の手でガードをタップ ⇒ 溜め斬り開始
③.振りきった(剣が接地した)ときガードをタップ
⇒ その場ですぐに溜めを再開
以降、②〜③の繰り返し
※②の溜め斬り開始は「操作パッドの指を一瞬離す」でも可能ですが、操作パッド押しっぱなしが分かりやすいと思います。
特徴・メリット
溜め斬りを回避でキャンセルして溜め再開するより、グッと反復ペースが上がります。
また、溜め二連斬りでも同様に使えます!
注意点・デメリット
デフォルトのボタン配置で、普段の操作が右手なら、左手の親指でガードを押すと親指がクロスすることになります。。
「溜め斬りガードキャンセル」のしくみ
さて、ここから理屈っぽいお話!
まずは「溜め斬りガードキャンセル」の仕組みです。
⇒ 振り下ろし中はまだガードへ移行できないから!
剣が接地した辺りでガードへ移行可能になります。
では何でガードのタップですぐに溜め再開するのか?
⇒ ガードを「押した時」「離した時」で分解すると…
a).ガードが押された瞬間
⇒ 溜め斬り終了動作を、ガードが上書き
b).ガードが離された瞬間
⇒ ガード解除動作を、溜め動作が上書き
以降「長押し再利用」と書きますね。
大半の武器種は長押し再利用はできず、長押しアクションを繰り返す場合、操作パッドは毎回押し直す必要があります。
長押し再利用ができたアクション
・ランス:スピアゲージ黄色でのカウンター
・ランス:百烈突き※
※百烈が2回以上可能な状態、かつ、
溜め最大でガードで起動した場合限定。
長押し自然発生の百烈だと再利用不可。
・覇玉でないチャアク(剣):溜め二連斬り
要するに・・・
溜め斬りガードキャンセルは「長押しの先行入力」と「瞬時に開始・終了できるガードの特性」を活用して、長押しアクションを早回しするテクニックです。
この早回しを、他のガード武器で行うと?
を以下で紹介します。
※以下の技毎の「実用性」は、高い順に「優>良>可」の3段階で主観で適当に振ったものです。ご参考程度に!
★【片手剣】シールドバッシュ早回し
実用性:良
「バッシュ」は適宜「メテオ」に読み替えで…。
操作手順
②.バッシュ開始後すぐ、長押しをやり直し
(次回用の長押しを仕込んでおく)
③.盾を戻す辺りで、反対の手でガードをタップ
⇒ その場ですぐにバッシュを再開
以降、②〜③の繰り返し
特徴・メリット
普通のバッシュ連発 ⇔ バッシュ早回し、を横並びにしてみた動画はこちら(Twitter動画)
注意点・デメリット
・攻撃中は回避やガードに移れず、無闇に使うと危険。
って言いたかったけど、一長一短かなあ。。
比べてみると
ほぼ同等。
(通常コンボは後半で追い上げる感じ)
■武技P増加量
ほぼ同等。どちらも武技師なしで約16P
■メテオゲージ増加量
バッシュ3連が少しだけ上
■頭狙いでのスタン値
バッシュ3連が上。でも飽くまでサポートの範囲
■安全性
通常コンボが上。回避やガードにすぐ移れる
横並びでダメージなどを比べてみた動画はこちら。
バッシュ早回しは、操作的には後述するガードバッシュとの組み合わせで使いやすいと思います。
密着中の隙にしっかり攻撃したい時に使いたいですね。
★【ランス】連続カウンター
実用性:良
手順1:スピアゲージ白の場合
②.カウンター待受開始後すぐ、長押しをやり直し
(次回用の長押しを仕込んでおく)
③.カウンター発動or不発のスカ突き時にガードをタップ
⇒ その場ですぐにカウンター待受を再開
以降、②〜③の繰り返し
手順2:スピアゲージ黄色の場合
②.溜め中にカウンターが起動したらガードをタップ
⇒ その場ですぐに溜めを再開
以降、②の繰り返し
特徴・メリット
注意点・デメリット
上のアニメーションの3連カウンターでも、1~2発目は攻撃判定が出ていません。。。
★【ガンランス】フルバースト早回し
実用性:良
操作手順
①.操作パッド長押し ⇒ 叩きつけ開始
②.叩きつけ開始後すぐ、長押しをやり直し
(次回用の長押しを仕込んでおく)
③.フルバーストが出たら反対の手でガードをタップ
⇒ その場ですぐに叩きつけ再開
以降、②〜③の繰り返し
※装填なしの場合③は少し早め
(装填なしなら使わなそうだけど)
特徴・メリット
一気にフル装填する秘技(三十二式機械槍)があると「武技→竜薙砲→命中と同時に秘技→フルバ早回し5セット」が決まると気持ち良いです。
連装填(1回の装填で確率で2発装填)や余波装填(竜撃砲後に2発装填)辺りのスキルとも相性が良さそうですね。
注意点・デメリット
★【チャージアックス】属性解放連撃早回し
実用性:可
操作手順
①.操作パッド長押し ⇒ 属性解放連撃開始
②.連撃フィニッシュの溜めポーズ辺りで、長押しをやり直し
(次回用の長押しを仕込んでおく)
③.フィニッシュを撃ったら反対の手でガードをタップ
⇒ その場ですぐに属性解放連撃を再開
以降、②〜③の繰り返し
連撃フィニッシュは割と早めにキャンセルできます
特徴・メリット
注意点・デメリット
Ver.8.4での長押し仕様変更について
さて、ここで少し話を変えて…。
2019/1/29のVer.8.4アップデートで「全ての武器種で、操作パッド長押しが先行入力可能」となるリファインが行われました。
「先行入力可能」って何?というと…
リファイン前は、操作パッド長押しの入力成立(押し始めて約0.4秒目)の瞬間でしか起動しなかったアクションがあります。
それがリファイン後からは「長押し入力が成立した瞬間は硬直中で起動できなくても、押し続けていれば1回起動するまでは起動リクエストが継続する」ように変わりました。(…と思われます)
武技のガッツポーズ後すぐに(覇玉でない)竜撃砲を撃とうとした時、リファイン前は長押しがちょっとでも早すぎると竜撃砲をせずに棒立ちになる…という事故がよくあったのですが、それが無くなりました!
早目に長押しを始めても、押しっぱなしにしておけば硬直後の最速でアクション開始してくれます
上の方で挙げた早回し系のテクニックは、このアプデ前から可能でしたが…先行入力が行えなかったアクションは、入力タイミングがシビアでした。
それがこのリファインからは、どのガード武器でも早回し系の入力がとても容易になりました!
更に!
このリファイン対象のアクションのうち、ガード武器には新たな小技が生まれました。
「操作パッド長押し入力を成立させつつ、アクション発動はガードボタンで抑え込んでおき、ガードを離した瞬間に発動させる」
という使い方です。以下にそれらを纏めて紹介します。
★【片手剣】ガードバッシュ
実用性:優
操作手順
⇒ ガード入力が優先され、ガード体勢になる
②.モンスターの攻撃を受けた瞬間、ガードだけ離す
⇒ ガード硬直をキャンセルしてバッシュ
特徴・メリット
・バッシュは長押しアクションの中でも攻撃の発生が早く、着実に当てやすいです
・片手剣はガードのメリットが他武器種より多く(メテオゲージ溜め、ガードバリア、ガード関連スキル発動)、積極的に狙うべき理由になります
⇒ 1回毎の恩恵は凄く地味ですが、活用できる場面は多いので、積み重ね(とガード系スキル次第)で明確な差が生まれる…様に感じます。
注意点・デメリット
・片手剣のガードはダメージ軽減量は中程度(ガードバリア無しで約60%軽減)なので、体力には注意!
・ガード不可の攻撃、ガード範囲外からの攻撃に注意!
★【大剣】ガード溜め斬り
実用性:可
操作手順
⇒ ガード入力が優先され、ガード体勢になる
②.モンスターの攻撃を受けた瞬間、ガードだけ離す
⇒ ガード硬直をキャンセルして溜め開始
特徴・メリット
注意点・デメリット
★【ランス】ガードカウンター
実用性:優
操作手順・序
⇒ ガード入力が優先され、ガード体勢になる
ここまでは片手剣などと同じですが、ランスの場合、ここから3つの選択肢に別れます。
選択肢1:単発攻撃にカウンター
②.モンスターの攻撃を受ける直前、ガードだけ離す
⇒ ジャストカウンター発生
ジャストカウンターの発生タイミングを任意で後ろにズラせます
選択肢2:連撃にカウンター
②.モンスターが連撃してきた場合、最後の一撃を受ける直前にガードだけ離す
⇒ ジャストカウンター発生
多段攻撃を普通にカウンターしても2撃目で潰されますが、コレなら連撃に対してもカウンターを当てられます
選択肢3:カウンターの中止
②.カウンターをやめる場合、操作パッド→ガードの順に離す
⇒ すぐに他の行動が可能になる
モンスターが自分を狙ってくれなかった場合など、カウンターを中止したい場合も、カウンター待受モーションを挟まずスムーズに次の行動に移れます
ガードカウンターに関しては、昨年シレーヌさんに取り上げて記事にしていただいてたので、そちらが説明が充実していると思います!
★【ガンランス】ガード竜薙砲(orフルバースト)
実用性:可
操作手順
⇒ ガード入力が優先され、ガード体勢になる
②.モンスターの攻撃を受けた瞬間、ガードだけ離す
⇒ ガード硬直をキャンセルして竜薙砲の溜め(orフルバースト)開始
★【チャージアックス】ガード属性解放連撃
実用性:可
操作手順
⇒ ガード入力が優先され、ガード体勢になる
②.モンスターの攻撃を受けた瞬間、ガードだけ離す
⇒ ガード硬直をキャンセルして属性解放連撃開始
まとめ(& おまけ)
過去に個別でTwitter等々に書いていた小技を、改めて1ページに纏めてみました。複数ボタンの組み合わせで出来そうな操作を色々試すのが楽しかったです。
両手プレイできるときに、ぜひ試してみて、自分に馴染む活用の仕方を考えてみてください!
【おまけ】
ここまでずっと「両手操作が必須」な小技ばかりだったので…最後にひとつ、片手操作でも可能なガード関連ネタも添えておきます。
ガーキャン回避(片手操作版)
②.モンスターの攻撃を受けた瞬間、回避操作
⇒ ガードで攻撃を受けつつ、硬直を回避でキャンセル
ガードボタンを離しても「ガードを解除するモーション中」はまだガード判定が残っていることを利用した小技です。
これなら片手操作でもガードキャンセルできます!